「猫は月のどうぶつ」と言われれば、何となくイメージはできますが、これを陰陽論で考えると面白いことがわかります。詳しく解説していきます。
陰陽論とは【猫と月】
ウイキペディアによると陰陽論とは、
古代中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陽(よう)と陰(いん)の二つのカテゴリに分類する思想及び哲学。陽と陰とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされる。
このような陰陽に基づいた思想や学説を陰陽思想、陰陽論、陰陽説などと言い、五行思想とともに陰陽五行思想を構成した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽
例えば
陽と陰 光と影 天と地 昼と夜 暖と寒 男と女 太陽と月
全ては陰(マイナス)と陽(プラス)でバランスをとることで成り立っているのですね。
生き物の臓器も陰陽に分けられる
人間の体を宇宙に例えられる事がありますが、胃や腸、心臓などの臓器も陰と陽に分ける事ができるそうです。
五臓は全体としては陰に属しますが、その存在部位や各臓の性質により、さらに細かく陰陽配当がなされています。
横隔膜を境に上部にあるものを陽、下部にあるものを陰とします。
肝・・・陰中の陽
心・・・陽中の陽
脾・・・陰中の至陰
肺・・・陽中の陰
腎・・・陰中の陰
http://www.itakunaihari.com/blog/2013/01/post-57.php
(東洋医学で言う心と臓器の心臓とは若干意味合いが違います。)
これで見ると腎臓は陰の臓器。
猫は高齢になると腎臓病にかかりやすくなります。腎臓を酷使する生き物、つまり陰の生き物なんですね。
対して犬は高齢になると心臓を患う事が多いと言います。心臓は陽の臓器。
力強く寒さに強い犬は陽の生き物、おっとりして寒さに弱い猫は陰の生き物。
犬が太陽、猫は月
イメージ通りですね。
【猫 月 陰】スピリチュアルとの関係
太陽と月 男と女 犬と猫
まさにイメージ通り、猫は月の生き物ですが、なぜ猫はスピリチュアルな生き物と言われるのでしょう?
霊界と繋がりやすい時間:月の時間
かんかん照りの太陽のもと霊視をする霊能者もいるかもしれませんが、どちらかと言えば現世が眠りにつく静かな夜、あの世の存在とつながって対話する霊能者が多いかと思います。
そんな霊能者のお供をするのは月の生き物であり夜行性でもある猫になるのでしょう。
もしかしたら飼い主が寝ている間、こっそりあの世からメッセージをもらっているのかもしれませんね。
へ?
【猫と月】単なるイメージだけではなかった
猫と月、何となくつながるイメージはありましたが、臓器も関係しているとは驚きでした。陰の生きものである猫の健康長寿のため、やはり腎臓ケアは大事ですね。